浦和レッズ ACL 決勝 動画 なぜACLで10年ぶり美酒を味わえたのか?

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浦和レッズ ACL 決勝 動画 なぜACLで10年ぶり美酒を味わえたのか?

この浦和レッズの優勝に関する記事を見て、とても興味が湧いたので記事を書くことにしました。それは、「Jリーグで優勝圏外の浦和レッズがなぜACLでは10年ぶり美酒を味わえたのか?」という記事タイトルに会社組織と置き換えた場合、どんなことをすればこのような快挙を成し遂げることができるのだろう?と感じたからです。

記事リンク先 → Jリーグで優勝圏外の浦和レッズがなぜACLでは10年ぶり美酒を味わえたのか?

まずは、独断で選択した動画をご覧ください。

浦和レッズ ACL 決勝 動画

浦和レッズ、10年ぶりのアジア制覇!AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝、浦和レッズはアル・ヒラル(サウジアラビア)との第1戦を1-1で引き分けた後、ホームで行われた第2戦に1-0で見事勝利!優勝を果たしましたね。おめでとうございます!

動画リンクをふたつ用意しましたので、ぜひご覧ください。

【ハイライト】浦和VS.アルヒラル ACL決勝2nd 【高画質】

浦和レッズ アジア王者へ ACL 決勝2nd leg完全ハイライト

Jリーグで優勝圏外の浦和レッズがなぜACLで10年ぶり美酒を味わえたのか?

この記事(Jリーグで優勝圏外の浦和レッズがなぜACLでは10年ぶり美酒を味わえたのか?)を読んでいきますと、チームとしての成長を選手自身が感じていたということにとても共感したのです。

サッカーという競技ですから、当然相手の攻撃を防御しいかに点を取るかということが求められるのですから、攻撃力と防御力それぞれ強化をしなくてはなりません。選手はその役割を果たし、二つの要素が旨く絡むと勝利を上げることが出来る、会社組織で言えば売上を確保するための施策とお客様の満足度を高める対策の両輪を最適に回すということになるのでしょうか。

記事を見るとこの浦和レッズの躍進のきっかけを「分水嶺は7月30日。指揮を執って6年目のミハイロ・ペトロヴィッチ前監督を解任し、その前に監督経験のある堀孝史コーチを新監督に昇格させた荒療治にある。」としています。指揮官の交代という背景があったのですね。

しかし、この前任監督に対し、試合後の浦和のFW興梠慎三選手は次のように語っています。

「ミシャ(ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督)が解任された時は泣いた。サッカーで泣いたことはあまりなかったけど、本当に悔しかった。ミシャのせいでもない。100%、僕ら選手の責任。自分をここに呼んでくれて育ててくれた。今は全てにおいて感謝しかない。ミシャのためにも優勝したかった。」と。

このコメントを聞くとミハイロ・ペトロヴィッチ前監督に対する思いは決してネガティブなものではなかったことが読みとれます。選手と監督との間には、信頼関係があったと推察しています。

さらにFW興梠慎三選手は「堀さんの監督は新鮮だった。コーチ時代はよくイジっていたので接し方を変えないといけなかったけど、直接コミュニケーションを取れるのは大きい。堀さんにはミシャと同じ思いをさせたくなかった。あとはサポーター。浦和に来て5年。ナビスコ杯、リーグ、天皇杯、チャンピオンシップ決勝、ことごとく負けて落胆させてきたので、大きなタイトルをプレゼントできてよかった。」と語っているとあります。

参照元 → 【浦和】FW興梠慎三手記…ミシャのためにも優勝したかった

指揮を執って6年目のミハイロ・ペトロヴィッチ前監督は、この期間に選手に対して「何を教え、どんな指導をしてきたのだろう?」と考えました。前述の興梠慎三選手のコメントから想像するしかありませんが、やはり「サポーターに喜んでもらえるためにどんなサッカーをしていくのか?」そのような思想・考えのもとに選手と接してきたのだろうと思います。

こうした思想や考えを選手たちに理解・納得するため、いろんなコミュニケーションを図ってきたのでしょうね。言葉の違いでギャップが発生したこともあると思います。そこでイライラしたこともあるでしょう。我慢もあるでしょう。

しかし、相手に自分の考えを納得してもらうためには、やはり真剣に伝えようとする姿勢と強い気持ち、そして忍耐という要素がないと行動は続かないと思います。

会社に置き換えると、経営理念や経営方針を立てるけれども、社員が理解しない・動かないという状況があると思います。その場合、経営者自身が社員に対して「どのくらい真剣に、どのくらい本気で、どのくらい強い意志で」アクションを行ってきたのか、自問自答して欲しいと思います。

現場の長にしても同じ。自分の部署室が「何のために、どのようにして、ミッションを達成するのか」を懇切丁寧にスタッフに話をしていく姿勢について自問自答することも必要です。

さて、この躍進にはもうひとつ書き記したい要素があります。新任監督の堀さんの話です。

「確かにミシャの考え方は相手どうこうよりも『自分たちが』というものでしたけど、堀さんは相手のよさを消しながら、自分たちのよさも出すスタイル。どちらがいいということはないけど、勝利に徹する戦いとなれば、いまのやり方が結果を出せるんじゃないかと」と興梠慎三選手は語っています。

前任監督の思想を理解していること、そして新任監督の思想を早く理解していたと私はそのように思いました。今回の大会までの約2カ月。堀新任監督はどのように選手と接してきたのでしょうか。とても興味があります。

堀さんは監督就任前は浦和レッズのコーチをしていましたから、選手と堀さんの間には人間関係が出来上がっていたというのも特筆する要素です。会社で例えるなら、長年サブリーダー、あるいは副店長といったポジションに値するのでしょうか。

そのようなポジションで仕事をしてきた人物が、責任者となりこのような素晴らしい結果を残せたことを皆様はどのようにお感じになるのでしょうね。

浦和レッズ ACL 決勝 動画 なぜACLで10年ぶり美酒を味わえたのか? まとめ

私は次のように解釈したいと思います。

ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の功績

サンフレッチェ広島監督時代に編み出した「可変システム」を浦和にも導入し、J1優勝争いの常連となった背景もあり、選手からの信頼を得る監督だった。つまり、選手はこの監督のおかげでチームの成長を感じることが出来た。

監督交代

ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督の指導でJ1争いの常連になったものの、今以上の結果を出すことに壁を感じていたと思います。ミハイロ・ペトロヴィッチ前監督自体、何か変化を生み出そうと思っていたのではないでしょうか。会社の場合は、組織変更・責任者交代といったことで、組織変革を起こそうとするのが通常の方法ですが、浦和レッズの場合も同様に監督交代という手段で、変革をすることに決断したのではないか考えます。

就任直後はミハイロ・ペトロヴィッチ路線を踏襲した堀監督

新任の堀監督、いわゆる内部昇格です。外部から新任監督を呼ぶ、会社なら他の部署から責任者を登用するということも手段としてありますが、浦和レッズは内部昇格と言う手段を選択しましたね。ここに今回の「Jリーグで優勝圏外の浦和レッズがなぜACLでは10年ぶり美酒を味わえたのか?」の要因があるように思えてなりません。

選手からの信頼が厚かったミハイロ・ペトロヴィッチ前監督が築いた思想が基盤となり、その思想だけを踏襲して手段を変え(それまでの3バックを4バックに変更。その前にアンカーを、さらにその前に2人のインサイドハーフを配置する、ハリルジャパンと同じ「4‐1‐4‐1」を採用と参照した記事にありました)、成果を出したことで選手はチームに変革を起きていることををさらに感じ始めた。

また、堀監督とのコミュニケーションが以前より進み(日本語での会話)、さらに堀監督のビジョンや今後の姿勢についても選手の理解スピードが加速。チーム全体に「これは行ける!」という風土になってきたのではないかと思っています。

指揮官が変わる。これは組織風土を変えるきっかけになると思います。

悪化した組織風土を良好にすることと、既に醸成された風土を進化させることとは別次元のものであること前提にしておくことが大事ですが、指揮官の選択は慎重に考えて行うと、これまで以上のパフォーマンスを選手が発揮して、大きな成果を上げることが出来るといった事例を浦和レッズの選手が実証してくれたと思いませんか。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。