韓国朴大統領が任期満了前に辞任を表明 野党、弾劾手続き継続

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29日、韓国の朴槿恵大統領が、3回目の国民向け談話を発表しました。

朴大統領は、親友の崔順実被告による国政介入事件が招いた混乱について改めて謝罪。その上で、

「任期短縮を含め進退問題を国会の決定に委ねる」

と述べました。つまり、任期満了を待たずに辞任する考えを表明した形となります。

任期満了前の大統領辞任は1987年の民主化宣言後初めて

朴大統領は、2012年12月の大統領選で当選。翌年の13年2月に就任した朴氏は、先の表明通りの結果となれば、1987年の民主化宣言後、初めての任期満了辞任となります。

しかし、聯合ニュースによれば、最大野党「共に民主党」は朴大統領のこうした表明に対し、「弾劾の局面から脱するための方策」の意があると批判、弾劾手続きを継続する方針を示しています。

また、朴大統領は「与野党が論議を重ね、国政の混乱と空白を最小限を目的として、安定的に政権を移譲できる方策が整えば、その日程と法手続きに沿って大統領職から離れる」と語り、辞任の決意が固まったと伺える発言をしています。

追い込まれる朴槿恵大統領 なぜ、抗議デモがここまで盛り上がるのか?

参議院議員の青山繁晴氏は、今回の朴大統領関連の騒動に対し、「経済が良かったらここまで問題になっていない」と語り、デモが相次ぐ背景には「韓国経済の失速がある」との独自の見解を述べています。

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画像引用元:https://goo.gl/AuU9P2

続けて青山氏は「朴氏が大統領でいる限りは、日中韓できっちりと外交をやるしかない状況である」と述べ、コリア・リポート編集長の辺真一氏も「日韓関係でも、朴氏が最高責任者なので、そこに従わざるを得ない。」と語り、安倍政権はレームダック(死に体)ながらも朴政権と付き合う必要性があるとしています。

また辺真一氏によると「崔容疑者は大統領府に出入りしており、朴氏との関係はあたかも大統領が上司に決済を仰ぐかのようなものだった。」と本来あってはならない関係でいたことを語っています。

さらに辺氏は「弾劾まではハードルがあります。ただし、辞任は国民が求めており、内政は新首相に求めています。つまり、自分はお飾り的に行くという判断もあり得るかと。朴大統領は最後まで徹底抗戦するのでは、と考えます。」と語っています。

朴槿恵大統領 独身ゆえの結果?

気になるのは歴代の韓国の大統領の退任後のことです。

任期終了後に自〇や逮捕など様々な不幸に追い込まれるが、朴氏はどうなるのか。

歴代の韓国大統領の退任後の事例から、辺真一氏は韓国大統領を取り巻く環境を次のように解説しています。

「朴氏は11人目の大統領ですが、『私は二の舞にならない』と大統領就任が決まった時にこのような発言をしていました。

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画像引用元:https://goo.gl/T6o7Zn

しかし、結果は今の状況です。

韓国においては、大統領が絶大なる権限を持つようになります。そうすると、親族や後輩がドッと集まってくるのです。

あの人はウチの村の出身だとか言い出す人が出て、その権力に多数の人々が群がってくるのです。

おかしな話ですが、本人の知らないところで集まり、自分の息子、妻方の人まで集まるのが、不幸の始まり。

それと、次期政権が『前の政権よりもクリーンです』とアピールする事情があるのは、前の政権が黒ければ黒いほど自分がクリーンであることを主張しなければなりません。

つまり、後任大統領が前任大統領を叩くということになります。ただし、今回現職大統領が叩かれるのは、あまりにも早いのではないでしょうか。」

辺氏は朴氏は初の女性大統領だっただけに「あなたもか…」といった国民の落胆があったと推測した上で「パートナー(夫)がいなかったのが不幸ではないでしょうか。相談相手がいなかった。これが元英首相のサッチャー氏との違いですね。」と述べています。

韓国朴大統領が任期満了前に辞任を表明のまとめ

組織のリーダー、トップと呼ばれる人物は、常に孤独との戦いと思います。

辺氏のコメントにもありますように、絶大な権力にはその権力に乗ろうとする人々が集まるようになり、寄ってくる人々を疑うようになって来ると考えます。

そし、て誰を信じていいのか分からなくなってしまう。

朴大統領の場合は崔順実被告のような存在に頼ってしまったのではないと思います。

しかし、朴大統領だけに責任があるのではなく、権力者にすがる・たかる、そして韓国の民族性のひとつとされる拝金主義が、こうした背景にあると思うのは私だけでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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